APIエンドポイント機能(CSVだけじゃない)がもたらす在庫管理の変革 ロジレス導入の背景と未来展望

在庫管理-自動化/効率化

在庫管理システム(WMS)導入の背景

近年、物流業界は急速な変化を遂げています。
顧客のニーズは多様化し、配送スピードやサービスの質に対する期待は高まるばかりです。
その中で、私たちの会社も競争力を維持するためには、最新のテクノロジーを導入し、
業務の効率化を図る必要がありました。
※物流業界の課題
伝統的な物流業務は、人手に依存する部分が多く、作業の非効率性やヒューマンエラーが頻発することが課題でした。
また、複数のシステムやプラットフォームを使用することによるデータの断片化も、業務の透明性や追跡性に影響を与えていました。
そこで目をつけたのが「ロジレス」という革新的な物流システムでした。
弊社の課題として、ECのオープンから半年を迎え、Shopify(自社ドメイン)、Amazon、楽天市場、Yahooショッピングなど複数のモールを併用して運営している中で、売上はある程度伸びてきていましたが、在庫管理が全くできていませんでした。
また、業種の特性上、賞味期限の厳密な管理が必要であり、それに伴う人員コストが膨大になっていたため、システム的な解決策が必要でした。
複数のサイトで受注した商品(ケース、バラ売り)を現在庫からの差し引くことを実現したいなと考えたときに、世の中的に言われている「SaaS」の「在庫管理システム」を検討開始しました。

なぜ「ロジレス」を選定したのか、ロジレスへの期待

これらの課題を解決するために、私たちは最新のテクノロジーを取り入れたシステムの導入を検討しました。
特に、API機能を活用してシステム間のデータ連携をスムーズに行うことができるロジレスに注目しました。
APIは異なるシステム間のデータ交換を容易にし、リアルタイムで情報を共有することが可能です。
これにより、業務の効率化や正確なデータ管理が期待できました。
ECにおける『受注から出荷業務の自動化』が重要なポイントでした。

API機能の強力さ

ロジレスの最大の特徴は、強力なAPI機能を備えていることです。APIを通じて、既存の業務システムやプラットフォームとシームレスに連携することができ、データの一元管理が可能になります。これにより、手作業によるデータ入力や、システム間のデータ転送の手間が大幅に削減されました。

拡張性と柔軟性

ロジレスは高い拡張性と柔軟性を持ち、企業の成長に応じてシステムをAPIを用いてカスタマイズすることが可能です。
これにより、将来的な業務拡大にも対応できるため、長期的な視点で見ても非常に有用なシステムと判断しました。

運用コストの削減

APIを活用することで、システム間のデータ連携が自動化されるため、運用コストの削減が実現しました。
また、手作業によるエラーも減少し、業務の効率化が進みました。

導入までのプロセス

導入までは、なんとなく課題が解決しそうな雰囲気を感じつつ、営業担当の方にお打ち合わせ時間をいただきました。各モールとの連携が問題なくできそうなこと、また在庫管理においても「ケース・バラ」の細かな管理ができそうなことの確認が取れました。
また、金額についても非常に高機能(色々細かな設定ができる)なのに良心的な金額(22,000円 税込み)だったため、トライアル期間(確か1ヶ月程度)利用させていただき、即利用することを決定しました。

運用実績と効果

細かなチューニングは運用開始後、徐々に修正していききちんと在庫管理ができるようになり、効率的な発注ができるようになりました。
また賞味期限の入力欄もあるためそれらを活用させていただき、厳格な管理ができるようになりました。

今後の展望

別ページで公開しているように、ロジレスはAPIを公開しており、ロジレスに入力されているデータを外部から入力することや、外部のシステムへ書き込みすることが可能となっています。

APIの利用方法は以下より。

それぞれ、Shopify(自社ドメイン)、Amazon、楽天市場、Yahooショッピング、複数のサイトを運営されてい業者において商品情報の登録、在庫のリアルタイムでの情報というのは事業の根幹を担うデータをかなりシステマチックに行えるものかと思います。
細かな書き出しに利用するテンプレートはこちらから。
さすがはSaaS企業ということも有り、アップデートの頻度も多くて非常に助かっております。

APIのご利用方法の詳細はこちらから