目次
はじめに:なぜShopifyとスプレッドシートの連携が重要か
ShopifyでECサイトを運営する上で、商品管理は重要かつ時間のかかる作業です。
特に商品数が多くなると、在庫状況の把握や価格の更新が煩雑になりがちです。
そこで注目したいのが、ShopifyのAPIとGoogleスプレッドシートの連携です。
この連携により、以下のようなメリットが得られます:
- リアルタイムの商品データ取得
- スプレッドシートの柔軟な分析機能の活用
- 手動作業の大幅な削減
今回ご紹介するのは、たった3ステップで簡単に導入できる、ShopifyとスプレッドシートのAPI連携ツールです。
実際の挙動
準備:Shopify側の設定
連携を始める前に、Shopify側で以下の準備が必要です:
- Shopify管理画面にログイン
- 「アプリと販売チャネル」→「アプリの管理」を選択
- 「プライベートアプリを開発する」をクリック
- アプリ名を入力し、必要な権限(商品一覧)を付与
- APIキーとパスワードを取得
これらの詳細な手順は、こちらから👇
https://note.com/embed/notes/n61b36def964c
3ステップで始める連携方法
Step 1: スプレッドシートのテンプレートをコピー
- 以下、有料販売のスプレッドシートテンプレートにアクセス
- 「ファイル」→「コピーを作成」を選択
- マイドライブに新しいコピーが作成されます
Step 2: Shopify APIの認証情報を入力
- コピーしたスプレッドシートを開く
- 「設定」シートを選択
- 以下の情報を入力:
- B2セル:ShopのURL(例:myshop.myshopify.com)
- B3セル:APIキー
- B4セル:APIパスワード
Step 3: データ取得スクリプトを実行
メニューバーの「商品データ取得」を選択
これだけで、「商品一覧」ページにShopifyの商品データがスプレッドシートに自動で取り込まれます!
活用方法:自動化された商品管理の威力
このツールを使うことで、以下のような活用が可能になります:
- 在庫状況の可視化:
- 条件付き書式を使用して、在庫切れ商品を視覚的に確認
- ピボットテーブルでカテゴリー別の在庫状況を分析
- 価格戦略の最適化:
- 競合他社の価格と比較し、柔軟に価格を調整
- 利益率の計算と分析が容易に
- SEO対策:
- 商品タイトルや説明文の文字数チェック
- キーワード使用状況の分析
- 商品パフォーマンス分析:
- 売上データと組み合わせて、商品ごとのパフォーマンスを評価
- ABC分析による重点管理商品の特定
よくある質問(FAQ)
Q1: データの更新頻度は設定できますか?
A1: はい、Google Apps Scriptのトリガー機能を使用して、定期的な更新を設定できます。
Q2: 大量の商品データでも問題なく動作しますか?
A2: はい、ページネーション機能により大量データにも対応しています。ただし、非常に大量のデータの場合、処理時間が長くなる可能性があります。
Q3: Shopifyの他のデータ(注文情報など)も取得できますか?
A3: 現在のバージョンでは商品データのみですが、将来的に他のデータ取得機能も追加予定です。
まとめ:ShopifyとスプレッドシートでEC運営を効率化
ShopifyとスプレッドシートのAPI連携ツールは、EC運営者の強力な味方となります。わずか3ステップで導入でき、商品管理の効率を大幅に向上させることができます。
データドリブンな意思決定、作業時間の削減、そして柔軟な分析が可能になることで、あなたのECビジネスは新たな成長のステージに進むでしょう。
今すぐテンプレートをコピーして、効率的な商品管理を始めましょう!
スプレッドシートのURLはこちらから👇